チューブを楽しむ。柄の魅力のお話。 vol.1
SEALを代表する素材「廃タイヤチューブ」
採用しているのは大型トラックに使用された廃タイヤのインナーチューブ。
様々な場所から回収されたチューブは同じチューブでもデザインは多様。
製品のエッセンスとして重要な役割をしているタイヤチューブの柄にフォーカスし、
様々なチューブを見てきた店舗スタッフに柄の魅力について話してもらいました。
― 今まで色んなチューブの柄を見てきたと思いますが、個人的に好きな柄の特徴などはありますか?
熊木店長(以下熊木):クロコ調の柄とかレンガ調の柄とかチューブの溝が深いもの、はっきり柄が出ているものが好きです。
柄を引き立たせたいので他に目がいかないようにラインが入っていないものがいいですね。
※クロコ調の柄
※レンガ調の柄
― 結構主張のある柄が好きなんですね。
熊木:そうですね。個人的にはパンチの効いてない柄はあまり好きではないです。
― 製品によってはチューブの面積が違かったり、使っている面の数も違うと思うんですが、製品のバランスとしていいなと思うことはありますか。
熊木:もちろんそれはありますよ。
いくつかのパーツにわかれているものは、自分の一番目が行くところに好きなチューブの柄が入っていると特に魅力的に感じますね。どうしても全パーツが好みの柄というのはなかなかないので。
― 確かに、なかなか全てが同じ柄というのはパーツが分かれていればいるほど見ないかもしれないですね。
熊木:どこのパーツを重視してみるか製品によって異なるので似た柄のチューブでも違う雰囲気を楽しめます。
※同じ柄のチューブでもカットのされ方や使用している向きでまったく違う印象に。
― 店舗では実際にお客様にチューブを選んでいただいていると思うのですが、人気の柄はあるのでしょうか。
熊木:皆さん様々ですが、ご使用用途でラインの有無や柄を選ばれる方は多いですね。
長くから店舗に通って下さっているリピーター様は柄の面白さや珍しさ等で選んで下さっている方が多いかもしれません。
― こちらからご提案したりもしますか?
熊木:贈り物だったり迷われている方には、こういう柄は人気がありますよだったり、カジュアルでご使用いただく方は結構ライン入りを選ばれたりすることや、ビジネスで使用される方はラインが入っているものを選ばないことが多いとか、ひとつの参考としてお話させて頂いてます。
― 最近見た珍しいチューブはありますか?
熊木:最近ですとこちらですかね。
ここの面少しチェックにみえませんか?すごくタイヤっぽさがあるチューブなんですけど
製品になるとチェックっぽい。この様に格子になっているのはとても珍しいです。
― 確かに珍しいですね。特に格子になっているのはありそうでなかなか見かけない柄かもしれません。
熊木:あともうひとつはラインのもので、ピンクとパステルグリーンが入ったこちらですね。
― この感じ好きです。他のチューブとのバランスもとてもいいですね。
熊木:そうなんですよ。2色ともラインでもなかなかみないカラ―なんですが、ラインの入り方、チューブの溝の感じも綺麗ですよね。
― 最後にチューブの柄の楽しみ方についてメッセージをお願いします。
熊木:廃タイヤチューブを使用しているので同じ製品でもまったく同じ表情のものというのはないですし、もう出会えないというのもなんだか特別に感じますよね。
あとクロコ調の柄好きと言っていても、実際に製品を見たらストライプのような柄の方がよく見えたりもするのもSEAL製品の魅力で、必ずしもその柄じゃなくちゃだめだというよりも製品全体のバランスで柄を決めて頂くと面白さが広がると思います。
店舗では実際にチューブの柄を見て頂けるので自身の「いいな」と思った気持ちを信じて
選んでいただけたらなと思います。
「SEAL表参道本店」
〒107-0062
東京都港区南青山5-17-12 リオン南青山1階
OPEN:11:00~19:00(火曜定休)
TEL:03-6419-7362
https://www.seal-brand.com/store/omotesando.html
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